敷布団・マットレスの正しい選び方

マットレス・敷布団の正しい選び方知っていますか? 朝起きても全然寝た気がしない、疲れが取れていない、腰が痛い、などはマットレス・敷布団が原因の可能性があります!

この記事は約18分で読み終わります。

布団は、毎日疲れた身体を休めるために使うもの。
ダメージ回復に大きな影響を与えるものだけに、使いやすい、快適な眠りを誘う布団を選んでいきましょう。

結局どれを選べばいいの?人気マットレス・敷布団商品の比較表


マットレスや敷布団の選び方で重視すべきポイントは多岐にわたり、なかなか選べないという人も多いでしょう。

こちらでは有名な寝具に絞って各商品ポイントについて、わかりやすくまとめて表で比較していきます。あなたの寝具選びの参考にしてください。

基本情報

商品/項目 サイズ展開 価格帯 寿命 重さ
腰いい寝 ベビーサイズから大人用キングサイズまでバリエーションが豊か 大人用シングルサイズで39,800円(税込) 7~8年 シングルサイズで3kg
エアウィーヴ 大人用のシングル
・セミダブル
・ダブル、子供用のシングル
・セミダブル
大人用シングルサイズで27,000~129,600円(税込) 約8年間
(保証期間は3年)
シングルサイズで7kg
ムアツ布団 大人用のシングル
・セミダブル
・ダブル
大人用シングルサイズで38,000~70,000円(税抜き) 7~8年 シングルサイズで約5.2kg
テンピュール 大人用のシングル
・セミダブル
・ダブル
・クイーンサイズ
大人用シングルサイズで190,000~250,000円(税抜き) 保証期間は10年 シングルサイズで6~8kg
マニ・スポーツ 大人用のセミシングル
・シングル
・セミダブル
・ダブル
・クイーンサイズ
大人用シングルサイズで44,000円(税抜き) 保証期間は12年 シングルサイズで12kg

機能面の情報

商品/項目 硬さ 保温性 お手入れ
腰いい寝 硬すぎず、柔らかすぎない トルマリンの遠赤外線効果により保温性が高い 使用後に5~10分程度部屋干しをする
エアウィーヴ 比較的硬い 素材に含まれる空気の断熱効果により保温性が高い シングルサイズで7kg
ムアツ布団 比較的柔らかい 素材に含まれる空気の断熱効果により保温性が高い シングルサイズで約5.2kg
テンピュール 硬め 素材に含まれる空気の断熱効果により保温性が高い シングルサイズで6~8kg
マニ・スポーツ 硬め 素材に含まれる空気の断熱効果により保温性が高い シングルサイズで12kg

マットレス・敷布団選び方で変わる睡眠への影響

マットレス・敷布団が身体に合っていないと、
睡眠の質が下がり、体調不良の原因になりかねません。

マットレス・敷布団なんてどれも同じ、と思っていませんか?
あなたの身体にぴったり合ったマットレス・敷布団を選ぶことができれば人生が変わりますよ!

さまざまな項目ごとに選び方を見ていって、自分に合ったマットレス・敷布団をさがしましょう!

寝具の選び方を知る前にまず知っておくべきことは、その寝具が果たす重要性。
私たちは普段何気なく使っていますが、マットレスや敷布団には次のような大事な役割を担っています。

身体にかかる重力の分散

寝ているときに腰にかかる負荷は、なんと体重の44%。
そのため凹凸のあるマットレスや適度なフィット感の敷布団で体圧を分散させないと、ひどい腰痛が引き起こされます。

身体に合わない寝具は腰を痛めるリスクが高く、身体を疲労させかねません。

寝返りのサポート

就寝中は適度に寝返りをする必要がありますが、マットレスや敷布団の硬さが適正でないと寝返りがしにくく、血流やリンパの流れが滞ります。

寝返りができないと熱がこもり、寝苦しさで睡眠不足になりかねません。

身体に合わないマットレスや敷布団は、不眠症などの身体の不調を引き起こす原因の一つです。

睡眠は日中に受けた身体のダメージ回復を図る、私たち生き物にとって欠かせない休息の時間。

睡眠不足は心臓病や脳梗塞などの生活習慣病や、うつ病などのストレス性疾患を引き起こすリスクがあることも指摘されています。

ぜひ良いマットレスや敷布団を選んで、健康を守っていきましょう。

マットレスか敷布団かで悩んでいる方はこちらで比較!

素材から選ぶ


マットレスも敷布団も就寝中の身体を下から支える役割がありますが、使われている素材はそれぞれで違います。

素材による選び方について解説する前に、素材ごとの違いや特色を簡単にご紹介していきましょう。

マットレスのスプリングの違い

種類 特色
ボンネルコイルスプリング ホテルなどでも使用される主流のスプリングで通気性が良く、ほど良い硬さで身体をしっかり支える
高密度スプリング 一本の鋼線が連続して編まれているため硬く、体重が重い人でも安心して使える
ポケットコイルスプリング 柔らかめのコイル一つ一つが独立し、点で支えるため、体圧の分散力に優れている

敷布団の中身の違い

種類 特色
木綿 古くから布団に使われてきた天然素材で、暖かく、肌の弱い人でも安心して使える
羊毛 繊維が縮れた羊毛は弾力・保温性に優れ、寒い冬でも、冷え性の人でも快適に使える
ポリエステル 人口綿と呼ばれる素材で、保温性には劣るものの低価格と商品数の多さで選ばれやすい
ウレタン 身体にかかる負荷を程よく分散するため、腰痛や肩こりに悩む人におすすめ
高反発素材 ポリエチレン樹脂を使った硬めの素材で寝返りが打ちやすく、注目度が高い

それぞれの素材にはメリット・デメリットがありますし、床やベッドの素材との相性で寝心地が変わります。素材による良い悪いの判断は、個人差が大きいもの。

保温性を優先するのかそれとも耐圧分散力を優先するのかなど、自分なりの優先順位を決めてから、総合的にどの素材が良いか判断していきましょう。

それぞれの素材の特徴や詳細についてはこちら。
マットレスや敷布団を実際に選ぶ前に、よく確認をしておきましょう。

硬さから選ぶ

マットレス・敷布団が体重を支えるために重要なのが「硬さ」

硬さは寝心地を決めるだけではなく、寝ている間の身体の負担をどれだけ軽減するが変わる重要な指標です。

快適だと感じる硬さはそれぞれの好みによっても違いますが、自分の好みだけで選ぶのは好ましくありません。

なぜなら硬さの違いには、次のようなメリット・デメリットがあるからです。

硬め・・・寝返りを打ちやすいが体重を分散しにくく、腰などに負荷がかかる
柔らかめ・・・体重を分散しやすいものの寝返りが打ちにくく、疲れやすい

好みだけで選んでいると、知らず知らずに身体にダメージが積み重なってしまうかも。
だからこそ硬さの選び方では、自分の体格や体重から判断する必要があります。

例えば体重が重い人ほどマットレスや敷布団に身体が沈みやすく、寝返りなどが打ちにくくなるため、硬めを選ぶ方が寝苦しくありません。

次の表を目安に、おすすめの硬さのタイプを選びましょう。

体重 おすすめのタイプ
60kg~70kg ソフトタイプ
70kg~80kg ミディアムタイプ
80kg以上 ハードタイプ

この表から体格にあった硬さを選んでも、やっぱりしっくりこないと感じる人もいるかもしれません。

そういった人の場合は、櫻道ふとんの「腰良い寝りっち」がおすすめ。
好みを重視しながら体重にあわせて硬さを調整してくれるので、寝心地が抜群に良いのです。

自分に合った硬さを知りたいひとはこちら!

サイズで選ぶ


マットレスや敷布団のサイズはあまり気にかけない人が多いのですが、良質な睡眠を得るための重要なポイント。

「身体の大きさをカバーできれば、充分」と考えるかもしれませんが、少し広めのサイズを考えておかないと、手足をゆっくりと伸ばしてリラックスできません。

寝返りの度に寝具から出てしまうのでは、やっぱり熟睡もしにくいもの。
かといって大きすぎるサイズはコストパフォーマンスが悪いですし、お部屋の邪魔になってしまいます

サイズの選び方は、自分の身長を基準に考えましょう。

サイズ詳細はこちらのページでも紹介しています。

一般的に布団職人がおすすめする寝具の長さは、「身長+35cm」が目安です。
市販のものは、195cm~200cmの商品がほとんど。これだと身長が高い人は、足が出てしまいます。

身長170cm以上の背の高い人は、210cm以上の丈の長いマットレスや寝具を選ぶといいでしょう。

寿命で選ぶ

せっかく買うなら長く使えるマットレス・敷布団が良いですよね。

そもそもマットレス・敷布団は定期的に交換が必要だって知っていましたか?

あなたのそのマットレス・敷布団はいつ買ったものでしょうか。そろそろ買い替え時かもしれません。

マットレスや敷布団の選び方でおすすめなのは、できるだけ寿命が長い商品を選ぶこと。
寝具の寿命は素材によって違いますし、使う人の体重によっても左右されます。

一般的に市販のマットレスや敷布団の寿命は、3年から10年程度。
使い方でも、寿命は大きく変わります。

布団であればこまめに干して湿気をとること、マットレスであれば裏表や向きを変えて負荷のかかる場所を変えることで、できるだけ寿命を延ばしましょう。

中の素材やスプリングは体重を受け止める度にヘタれていきます。そのため、寿命に応じて寝具を買え替えていくことも大事です。

次のような変化に気がついたら、そろそろ買い替えを検討してください。

・なんだか寝苦しい
・朝起きた時に腰が痛い
・たっぷり寝ても疲れが取れない
・デスクワークをしていないのに肩が凝る
・厚みが薄くなった
・寝ている時に寒い
・ホコリが出やすくなった

長持ちするマットレス・敷布団を選びたい人はこちら!

価格で選ぶ

敷布団・マットレスは大きい買い物ですから、もちろん値段も重要です。

でも、気をつけて!安ければいいというものではありません。長く使うものですから、使用期間のことも考慮した上で、コスパのいいものを選びましょう。いくら安くてもすぐへたってしまっては、あなたの睡眠の質はすぐに落ちてしまいます。

マットレスや敷布団の価格を、選び方のポイントによって解説していきましょう。
まず、サイズによる価格の違い。

市販品の寝具のサイズ別相場価格は、次の表を目安にするといいでしょう。

サイズ 相場価格
シングルサイズ 2万円前後
ダブルサイズ 2.5万円前後

マットレスや敷布団の価格は素材の種類によって大きく違い、安価な大量生産品ほど寿命が短い傾向があります。

価格が高い商品はやはり寝心地が良く寿命も長いのですが、「価格が高い=良い寝具」というわけではありません。
価格が安い商品は、そのぶん頻繁に買い替えができます。
劣化する前にどんどん買い替えていけばいいので使い勝手がよく、長い目で見てコストパフォーマンスが向上するかも。

ただし買い替えをする度に硬さやサイズが変わり、新しい寝具に順応するために不都合を感じるというデメリットもあります。

価格による選び方では、金額だけで考えるのはおすすめできません。
まずは、マットレスや敷布団選びで重視したいポイントを優先させましょう。
気に入ったいくつかの商品をピックアップしてから、それぞれの価格を比較していくと失敗がありません。

コスパのいいマットレス・敷布団を選ぶには!

お手入れ方法で選ぶ

長く使うマットレス・敷布団ですから、お手入れしやすいものがいいですよね。

お手入れが簡単なら、おっくうにならずにケアが出来てそれが長持ちにつながりますから、お手入れのしやすさも重要です。

マットレスや敷布団はこまめにお手入れするほど劣化が少なく、寿命が長くなります。
そのぶん安心して眠ることができますので、選び方の中でお手入れのしやすさは結構大事なポイント。

マットレスと敷布団では、それぞれお手入れ方法が違います。
次のお手入れ方法を参考に、自分が使いやすい商品を選んでいきましょう。

マットレス

・必ずシーツやカバー、ベッドパッドを使う
・シーツなどはこまめに洗濯する
・こまめにマットレスに掃除機をかける
・濡れたらすぐに汚れや水分を拭き取り、しっかり乾燥させる
・朝起きたらマットレスを壁に立てかけるなどして、湿気を逃す
・マットレスの下にスノコや吸湿シートを敷いて、除湿をする
・定期的に専門業者のクリーニングに出す

敷布団

・必ずシーツやカバーを使う
・シーツなどはこまめに洗濯する
・朝起きたら布団を軽く畳んでしばらく置き、湿気を取る
・こまめに天日干しをするか、布団乾燥機で乾燥させる
・床や畳に直接敷く場合は、毎日上げ下げをする
・敷布団の下にスノコや吸湿シートを敷いて、除湿をする
・定期的に丸洗いをするか、専門業者のクリーニングに出す

お手入れのしやすいマットレス・敷布団を選ぶ!

暖かさで選ぶ

寒がりの人は、手足が冷たくてなかなか寝付けない、なんていうことはありませんか?

毛布や羽毛布団を使ってもまだ寒い、なんてひとも多いでしょう。実はマットレス・敷布団を変えるだけで暖かく眠ることが出来るのです。

冷え性の方必見!暖かさから選ぶマットレス・敷布団

重さから選ぶ

お手入れのときや、特に敷布団の場合だと毎日の上げ下ろしがありますから重たいものだと困ってしまいますよね。

いろいろな種類の敷布団・マットレスの重さを比較してみて、軽いものを選んでみませんか?

マットレスや敷布団は、身体の下に敷いて使うもの。
掛け布団と違って、重さを考えずに選んでしまう人も多いでしょう。
ですが衛生的に使うためにも、マットレスや敷布団は「一度敷いたら、敷きっぱなし」にはできません。

こまめにお手入れをして長期間使いたいなら、選び方で重さを考慮することは大事なこと。
重さは厚みや素材の密度によっても違いますが、シングルサイズのマットレスや敷布団で比較すると、次のような重さの違いがあることがわかります。

マットレス

種類 重さの目安
ボンネルコイルスプリング 20~22kg
高密度スプリング 22~25kg
ポケットコイルスプリング 22~25kg

敷布団の中身の違い

種類 重さの目安
木綿 6~7kg
羊毛 3~4kg
ポリエステル 2~3kg
ウレタン 6~8kg
高反発素材 3~6kg

選び方で特に重さを重視したいのは、フローリングや畳などの床に直接敷いて寝る場合です。

腕力・体力のある男性が使う場合は重量のあるウレタンや高反発素材でも問題はありませんが、一人暮らしの女性やお年寄りが使うのは大変。

布団の上げ下げは毎日のことですから、肩や腰などに大きな負担がかかります。
マットレスや敷布団の重さは使う人の腕力や体力も考えて、扱いやすいものを選んでいくといいでしょう。

マットレス・敷布団を重さで選ぶ時はこちら!

使用する場所で選ぶ

マットレス・敷布団は使用する場所によって最適なものが違います。

フローリングに敷く場合、畳に敷く場合などそれぞれの場所によってどのような違いがあるのか見てみましょう!

マットレスや敷布団の選び方で問題になるのは、どんな環境のお部屋で使うかです。
例えばベッドを置く場合には、ある程度のスペースが必要。

逆に狭い部屋であればマットレスや敷布団を直接床に敷いて眠り、使わないときは押し入れなどに収納したほうが広々と生活ができます。

マットレスや敷布団選びは健康のためにも大事とはいえ、生活がしにくくなってしまうのでは困りもの。

まずは自分の生活のしやすさを優先させて、ベッドを使うのか床に直接敷いて使うのかを選びましょう。

フローリングや畳などの床材や、ベッドのタイプとの相性も大事です。
なぜなら私たちは寝ている間にかなりの量の汗をかくので、使い方によっては寝具の下に湿気がこもり、カビが生えてしまうから。

一般的にマットレスや敷布団を置く場所や使い方によって、次のようなメリット・デメリットがあります。

置く場所と使い方 メリット・デメリット
フローリングの上に直接敷く 部屋を広々と使えるものの通気性が悪く、敷きっぱなしにすると湿気がこもってカビやすい
畳の上に直接敷く 通気性は良いものの敷きっぱなしはカビる可能性が高く、上げ下げが面倒
すのこ型のベッドの上に敷く ベッドの下に風が通るため通気性が良く、カビにくいが、ベッド+寝具の厚みで場所を取る。
床置きしたすのこ型のベッドの上に敷く すのこの形状によってはベッド下の空間が狭くなり、湿気がこもってカビるリスクがある

マットレスや敷布団の使い方によっては、お部屋の掃除の仕方も変わってきます。
寝具はカビだけでなくダニなどの温床にもなりやすいので、いつでも衛生的に、かつ必要以上の手間をかけずに使えるものがベスト。

自分のお部屋の環境や生活のしやすさも考慮して、マットレスや敷布団の使い方を考えていきましょう。

マットレス・敷布団を使用する場所で選ぶ場合はこちら!

使用する人から選ぶ


マットレスや敷布団の選び方では、使う人にあったもの選ぶのも大事なこと。
寝具は快適な眠りを通して、健康に大きな影響を与えます。

特に体力が低下している高齢者や、成長のために多くの休息を必要とする子供が使う場合の選び方は慎重に。

それぞれの特徴にあわせて、グッスリ眠れるものを選んでいきましょう。

高齢者に対する選び方で重視すべきは、筋力や体力、体温調節能力などが低下しがちだという身体特徴です。

若い頃のままマットレスや敷布団を選んでいると熟睡がしにくく、さらに老け込んでしまうかもしれません。

肩こりや腰痛がひどくなるリスクも高いので、高齢者の場合は次のポイントを考慮して寝具を選んでいきましょう。

・硬めで寝返りしやすい
・耐圧分散力が高い
・保温性が高い
・通気性が良い
・お手入れがしやすい
・寿命が長い

ベッドを使うか、床の上に直接置くかも問題です。
一般的にベッドの方が布団の上げ下げの手間がかかりませんし、寝起きがしやすいのですが、ベッドに抵抗感を持つ高齢者も多いもの。

将来的な介護のしやすさも考慮し、先を見据えたマットレスや敷布団選びを心掛けましょう。

高齢者の寝具選びのポイントについては、こちら!

逆に子供の場合は寝汗をかきやすく、おねしょなどでマットレスや敷布団を汚しやすいという特性を考慮する必要があります。

免疫力の低い子供の場合はアレルギーや喘息のリスクがありますので、衛生的に使えるかどうかを重視すべき。

次のポイントに沿って、マットレスや敷布団を選んでいきましょう。

・寝返りがしやすい硬さがある
・体圧を分散して背骨のカーブが維持できる
・通気性が良い
・吸湿性が良い
・体熱を程よく逃がす
・軽く、お手入れがしやすい
・自宅で丸洗いができる

子供の成長は早く、マットレスや敷布団がすぐにサイズアウトしがちですが、はじめから大きめサイズを選ぶ必要はありません。

子供は体力があり、寝返りが頻繁。
重みと汗による劣化が早いので、身体の成長にあわせて無理なく買い替えていくことも検討してください。

子供の身体を大きく育てるために必要な成長ホルモンは、深夜就寝中に分泌されます。
子供の健康と成長を守るためにも、しっかり熟睡できる、良いマットレスや敷布団を選んであげましょう。

子供用のマットレスや敷布団の選び方についてはこちら!

インターネットでマットレス・敷布団を選ぶ際のポイント


今までは何かが必要になったら、店舗に出向いて購入するのが一般的でした。
ですが最近はパソコンやスマホが普及して、マットレスや敷布団もインターネットの通信販売を利用して購入するが増えています。

ただし新しい購入方法なだけに、選び方を間違えてしまうことも…。
ネット通販でマットレスや敷布団を選ぶ場合は、次のメリット・デメリットをしっかり理解しておきましょう。

メリット

・何時でも、どこからでも購入ができる
・商品数が多い
・いくつもの商品を一度に比較できる
・定価よりも安く買えるケースが多い
・最新の商品がすぐに入手できる
・重いものを運搬する必要がない

デメリット

・硬さや肌触りを試すことができない
・送料がかかる
・返品には手間と費用がかかる

配達の際に、今まで使っていたマットレスや敷布団を引き取ってくれるサービスのある販売店もあります。

ただしよく確認せずにボタンを押してしまい、間違った商品を注文してしまうケースも…。
ネット通販の場合は、特にサイズ確認が重要です。

購入ボタンを押す前に、商品の内容をしっかり確認しておきましょう。
ネット通販の場合は画面のイメージと、実際に届いた商品が大きく違うというトラブルも起こりがちです。

トラブルを避けるためにも購入者の口コミ情報やサイトの信頼度情報なども参考に、賢く判断していきましょう。

お店でマットレス・敷布団を選ぶ際のポイント


それでは昔ながらの方法、寝具店などでマットレスや敷布団を選ぶ場合は、どんな選び方をすればいいのでしょうか?

店頭で寝具を選ぶ場合のメリット・デメリットは、次のとおりです。

メリット

・手触りや硬さを実際に目と手で確認できる
・店員が詳しい情報を説明してくれる
・質問・疑問の解決が早い
・選び方のアドバイスをしてもらえる
・セールやキャンペーンで安く購入できる可能性がある

デメリット

・足を運ぶ手間と交通費がかかる
・重い荷物を自分で持ち帰る必要がある
・在庫切れの不安がある
・店員の話術に引き込まれ、不要なものを購入するリスクがある

店舗でマットレスや敷布団を購入する場合の最大のメリットは、なんといっても実際に手に取って商品を確認できることでしょう。

とくに寝具は実際に寝てみないと、本当の使い心地は判断できません。
寝る時の格好にできるだけ近い服装で店舗に出向き、実際に仰向けで試してみることをおすすめします。

お店では試しにくいなら、レンタルでお試しという手もあります。
櫻道ふとんであればレンタルでも店頭でも、寝心地のお試しOK。
きっとあなたの身体に一番合った、良いマットレスや敷布団を選ぶ手助けになるはずです。

「たかが寝具」とはいいますが、大事な身体全体を長時間預ける物だからこそ、マットレスや敷布団は良い商品を選ぶ必要があります。良い睡眠は、翌日の活力のモト。

このように、マットレス・敷布団の選び方は、使用する場所やその人の身体によってベストのものが違います。

正しい選び方を知って、質の良い睡眠を手に入れませんか?