敷布団カバーの洗う頻度は?洗い方を紹介!

日頃から使い、睡眠中の汗などを吸い取っている「敷布団カバー」は洗う必要性があります。しかし、毎日洗っていては手間がかかりますし、そもそもどういった方法で洗うのが効果的なのか知らない人も少なくありません。そこで、敷布団カバーを洗うのに適した頻度と、適した洗い方について解説します。

この記事は約6分で読み終わります。

敷布団カバーの洗う頻度はどのくらい?

まずは、敷布団カバーを洗う頻度について解説します。

週に1回が目安

仮に7~8時間睡眠だとすると、敷布団は1日の中でも3分の1ほど過ごす場所です。その分だけ、汚れが溜まりがち。

特に夏は薄着で寝るので汗も染みやすいため、週1回以上の頻度で洗うことをオススメします。冬は厚着で汗が染みにくいので2週に1回と調節しても問題ありません。

季節によって就寝中の気温が異なり、汗をかく量も異なるからです。

通常、健康な大人であれば、就寝中でもコップ一杯分の汗をかくと言われています。気温や体調によって寝ている間の汗の量は変化しますが、毎日それだけの量の汗を敷布団カバーが吸い続けていると考えると…今すぐにでも洗いたくなってきますよね。

もちろん、もっと高頻度で敷き布団カバーを洗えばより衛生的に良いことは間違いありません。しかし、敷布団カバーを洗うのは手間がかかるもの。週1回または2週間に1回程度の頻度で洗えば十分といえるでしょう。

中間の「春」と「秋」は、その時の気温にもよりますが、週1のペースで洗濯することで敷布団カバーをきれいに保てます。

敷布団カバーの洗い方は?

洗い方の手順は以下の通りです。

1.カバーをはたくなどしてホコリをはらう

2.洗濯表示を確認

3.洗濯機のコースを設定

4.カバーを軽くたたんで洗濯ネットに入れる

5.柔軟剤は使わず、中性洗剤・蛍光洗剤などで洗う

順に詳しく解説していきます。

・カバーをはたくなどしてホコリをはらう

布団から出したカバーには大量のホコリが内側に溜まっています。裏返して洗うようにしましょう。ホコリをある程度はらってから洗濯機に入れるのがベスト。

・洗濯表示を確認

敷布団のカバーは、基本的に洗濯機で洗うことが出来ますが、カバーの洗濯表示を必ず確認してください。

洗濯機のマークや手洗いのマークがあれば、洗濯機で洗えます。

・洗濯機のコースを設定

洗濯表示に合わせたコースを設定します。

「洗濯機マーク」なら標準、「弱」「手洗いマーク」ならドライのコースにするのがおすすめです。

ただし、防水になっている敷布団カバーもあるので注意が必要です。そのまま洗濯機にかけてしまうと、脱水がうまくできず、かえってカバーに生乾きのにおいがついたり、洗濯機が誤作動を起こしたりする場合もあります。

心配な場合は手洗いにすると良いでしょう。

・カバーを軽くたたんで洗濯ネットに入れる

敷布団カバーをそのまま洗濯機に入れてしまうと、絡まったり縮んだりする恐れがあります。洗濯ネットに入れて洗濯するようにしましょう。

また、軽くじゃばら状にたたむことで、洗濯効率が良くなります。

ファスナー付きの敷布団カバーは、洗濯する際に「ファスナーを閉める」ことも忘れてはいけません。他の洗濯物やホコリ・ゴミが敷き布団カバーの中に入り込むのを防げます。ファスナーを閉じて、その上で洗濯ネットに入れましょう。。

・柔軟剤は使わず、中性洗剤・蛍光洗剤などで洗う

敷布団カバーの多くは「綿」や「ポリエステル」などの素材でできているため、洋服と同じように洗剤を使って洗えば問題ありません。

しかし、柔軟剤を使用すると汗を吸い取りにくくなってしまいます。柔軟剤の使用は控えた方が良いでしょう。

酸素系漂白剤を使うと、消臭・除菌も期待できます。

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敷布団カバーを洗わないとどうなる?

敷布団カバーを洗ったほうが良いということはわかっていても、カバーを洗うことを想像すると大変そうで面倒に思えて、なかなか腰が上がりませんよね。

でも、こうしている間にも、敷布団カバーには汚れがたまっていっているのです。

洗わないとどうなってしまうのか、念の為に解説しておきますね。

ダニやカビが発生しアレルギーを発症する

睡眠中の汗を吸う敷き布団カバーは、洗わなければ「不衛生である」ということは誰もがイメージできると思います。では、具体的にどういった理由で不衛生なのでしょうか。

まずは「ダニの繁殖」です。

ダニは温かくて湿っぽく、汚れのある場所を好む習性があります。敷布団は人肌に温められ、汗を吸い込んで湿っているので、ダニにとって格好の住処となるのです。ダニを放置すればアレルギーの原因となります。

次に「カビの繁殖」です。

カビは、目に見えない皮脂や髪の毛、フケやダニを養分として繁殖します。カビの胞子を人が吸い込むと、これもアレルギーを発症する原因となるのです。

このように、汗や汚れを吸い込んだ敷布団カバーを洗わないでいると、ダニとカビの繁殖を許してしまい、そこで寝ている人に慢性的な影響を及ぼしてアレルギーの原因となります。

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なかなか頻繁に洗えない!そんなときは…

とはいえ、衣服と比べると敷布団カバーの洗濯は手間であり、どうしても優先順位を下げてしまいがち。そこで、そんな人にオススメの対処法について解説します。

手入れが楽で軽いマットレスを敷布団の上に

こまめに敷布団カバーを洗うことができない、面倒だという人は、敷布団の上にマットレスを敷くのはいかがでしょうか。

お手入れが簡単で軽いものであれば、なかなか洗濯できないお悩みを緩和することができます。

めんどくさがりの方には、特に「櫻道ふとん店のマットレス」をオススメします。現在お使いのベッドや敷布団の上に敷いて使用できるので手軽です。

重要なポイントは「お手入れの方法」。

トルマリン練り込み綿からは「マイナスイオン」が出ており、ダニが嫌がって寄り付かないのです。お手入れは、1週間に1回、5~10分の部屋干しを行えばそれでOKです。2週間に1回の頻度で掃除機をかければ、さらに衛生が向上します。

マットレスが汚れてしまった場合は、ご自宅で洗濯はせず、お近くのクリーニング店にマットレスであることを告げてクリーニングを依頼してください。

櫻道ふとん店:http://www.sakuramichi3776.co.jp/

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まとめ

敷布団カバーは、衛生面を考えるとできる限りこまめに洗っておきたいところです。しかし、忙しかったり面倒だったりもするので、さすがに毎日は洗えません。

週1回を目安に、夏は週1回以上・冬は2週間に1回程度洗えば十分です。

洗濯機で洗うときは洗濯表示を確認し、軽くたたんでネットに入れ、「標準」か「ドライ」で洗いましょう。

それでもやっぱり敷布団カバーを洗うのが面倒なときは、櫻道ふとん店のマットレスがオススメ。お手入れの手間が省けて衛生面も保てます。

週1回のカバーの洗濯を面倒に感じたら、マットレスの購入を検討してみても良いかもしれませんね。