寝起きに腰痛が起きる原因は?対処法はあるの?

ぐっすり眠ったつもりなのに、寝起きに腰痛がひどい…。 これではとても快適に1日を始めることができません。 寝起きに腰痛が起きるのはなぜか? その原因について、徹底的に解明していきましょう。 あわせて痛みを改善する方法もご紹介しますので、自分の布団や生活も見直してみてください。

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寝起きの腰痛の原因は「布団」だってホント?

朝スッキリと目覚めることができると、それだけで「今日一日、頑張ろう!」という気力がわいてきます。

ところが寝起きの瞬間にひどい腰痛に見舞われると、気分は台無しに…。

腰痛は年齢や性別に関係なく起こり、いまや日本人の4人に1人は腰痛持ちだといわれています。

ただしその多くは病院で検査をしても、はっきりと原因を特定できません。

椎間板ヘルニアなどのようにレントゲンなどで異常が確認できるケースもありますが、その多くは次のような日常に潜む、些細なことで引き起こされていると考えられています。

・激しい運動による筋肉や腱へのダメージ

・筋肉の凝り

・日頃の運動不足

・姿勢の悪さ

・筋力の不足

・骨の老化

ただし朝の寝起きに頻繁に腰が痛いと感じるなら、もしかしたら布団に原因があるのかもしれません。

私たちの背骨は頭から腰に向かって、S字カーブを描いています。

横になって眠る際、布団が背骨のこの曲線を支えて維持することができないと、腰を中心とした骨や筋肉周りに一気に体重が集中!

過剰な負荷が腰にかかることで、ひどい激痛が起きてしまうのです。

腰痛は放っておくと頭痛や肩こりなども併発し、寝返りが打ちにくくなって、睡眠不足を引き起こすリスクがあります。

健康のためにも、早めに対策をたてましょう。

なかには肝臓や子宮などの内臓系の病気が隠れているケースもあるので、自己判断は禁物です。

腹痛などの気になる症状を伴う場合は、かかりつけ医を受診しておくことをおすすめします。

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寝起きの腰痛をやわらげる方法5つ

寝起きの腰痛がひどい場合は寝姿勢を適切に保ち、血行を促進することで、腰痛を和らげることができます。

痛みがひどくなる前に、次の5つの方法を試してみてください。

方法1寝る前にストレッチをする

寝姿勢による体のゆがみや筋肉の凝りの改善には、寝る前に布団の上で行う、次の4つのストレッチがおすすめです。

1.腰をねじる

仰向けに寝て片足を反対側の膝の外側に曲げ、曲げた膝を手で床に抑えて腰を反対にねじります。

このときもう片方の手は自由に頭の上に伸ばし、足を変えて左右にねじりましょう。

2.肘を立てて膝を曲げる

布団の上にうつ伏せになり、両肘を立てたら、続いて膝をお尻のほうに曲げます。

3.膝を抱える

仰向けに寝て膝を曲げ、太ももが胸につくように両手で膝を抱え込みます。

4.脚をあげる

仰向けに寝て膝を立て、両手に持ったタオルを片足ずつつま先にひっかけて、ゆっくりとタオルを引っ張って足をあげます。

左右の足を、交互に伸ばしましょう。

ストレッチが完成したら体の力を抜き、ゆっくりと6回深呼吸をしてから元に戻りましょう。

これを、それぞれ左右3セットを繰り返します。

痛みがでないように、無理のない範囲で行ってください。

方法2枕を見直す

横向きに寝たときに、顔の中心を通る線と布団が平行になるのが理想の枕の高さです。

硬めの座布団を重ねてバスタオルで高さを調整すると、自分の体にあったS字カーブに対応する枕が作れます。

方法3寝るときに腰にタオルを巻く

背骨とお布団を平行に保てると、寝返りが打ちやすく腰に負担をかけません。

バスタオルを細長く2つ折りにしたものをお腹に巻き付けて、S字カーブのくぼみを調整しましょう。

方法4膝にクッションを挟んで寝る

横向きに寝る場合は膝がクロスすることで骨盤がゆがんで腰痛が引き起こされますが、膝にクッションを挟んで寝ると、腰が安定して負担が和らぎます。

抱き枕を使うのも効果的です。

方法5寝ながら腰を温める

寝るときに腰回りにカイロなどを貼っておくと血行が良くなり、痛みを和らげる効果があります。

寝る前にぬるめのお風呂に入るのも、腰痛の治し方としておすすめです。

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腰痛の症状に合わせた布団の選び方

寝起きに腰痛が起きる原因は、布団が体にあっていないことがあげられますから、布団自体を見直すことも大事です。

一般的に腰痛には硬い布団のほうが良いといわれていますが、全ての人に当てはまるというわけではありません。

背骨のカーブの形状や布団による体への負担のかかり方、起きている腰痛の症状は、個人差が大きいのです。

自分の痛みの症状にあわせて、きれいな背中のS字カーブが保てる、理想の布団を選んでいきましょう。

前かがみで痛む場合は「硬め」

前かがみになった時に腰の痛みを強く感じる場合は、硬めの布団がおすすめです。

体が必要以上に沈まないので、身体をまっすぐ伸ばして背骨のカーブを保ちましょう。

痛みがひどい場合は、横向きに寝た方が負担はかかりません。

後ろにそったときに痛む場合は「柔らかめ」

腰を伸ばして後ろに反り返ったときに強い痛みを感じる場合は、やわらかめの布団のほうが体に負担をかけません。

寝返りは最小限にして、患部周りを刺激しないよう心掛けましょう。

自分の腰痛の症状にあった布団の選び方がよくわからない人や、とにかく腰に良い布団が欲しいという場合には、「腰いい寝」がおすすめです。

布団専門店の櫻道ふとん店では、さまざまな機能を併せ持つ布団を販売しています。

熟練のスタッフが寝起きの腰痛に悩む人に、布団選びのさまざまなアドバイスをしてくれますので、悩んだら一度相談をしてみるといいでしょう。

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まとめ

寝起きの腰痛は、「我慢できないこともない」と考えてしまいがちですが、決して油断をしてはいけません。

腰は私たちの体の中心になる、大事な部位。

傷みがひどくなると、体を動かすこともできなくなってしまいます。

ちょっとした対策や布団を変えただけで慢性的な腰痛が劇的に改善されますので、自分の体や傷みの症状にあった、ピッタリの布団を選びましょう。